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東欧の街角から日々の徒然
市場情景〜ナッシュ・マルクト(ウィーン)
仕事で隣の国、オーストリアの首都ウィーンへ。
ブダペストから列車で約3時間、日帰り旅行もできる距離。
歴史的にも深く結びついているこの2つの都市には
往復切符+ウィーンでの市内交通無料となる4日間有効の
割引切符がある、お値段7250フォリント、約4000円。

身近な国なのに、ふと気がつくと1年半ご無沙汰していた。
ひさしぶりに歩いたこの街、ブダペストよりずっと都会な街だと
改めて思い知らされる。

街の中心の中心に立つシュテファン寺院、愛称シュテッフル、
塔の部分が改装中、これは1年半前と変わりなし。
そこに銀行やらの広告をぶら下げる趣味がよく分からない、
スポンサーなのだろうけど、多くの観光客は
一生に一度みるかみないかのシュテファン寺院で、
この広告を目にするのである。

シュテファン寺院

そんなシュテッフルの周りで観光客を楽しませる大道芸人。

大道芸人

ウィーンで必ず行く場所は市場とスーパーマーケット。
ブダペストで手に入らない食材を眺めるのが楽しい。
ウィーンを代表する市場、ナッシュマルクトへ、
観光客も多く訪れる大きな市場、アジア系、アラブ系の食材も豊富。
見かけた巨大なチーズにはBioと書いてあるので
オーガニックフード(有機食品)だ。

ナッシュ・マルクト

お目当ては野菜、この時期ブダペストで
なかなかお目にかかれない緑の野菜を見て周る、
例えばマンゴルド(スイスチャード)わたしの大好きな野菜、
ブダペストでも春になれば時々市場で見かけるがこの季節では無理、
即購入!他に、オクラ、小さい(そして辛い)緑色の唐辛子、
ローマン・レタスなどを手に入れた。

ナッシュ・マルクト

ナッシュマルクトには食堂も立ち並ぶ。
ウィーンではアジア料理がブームとなってかなり経つ、
そしてそれは一種のフュージョン料理に進化しているらしく、
皿に寿司と生春巻きが一緒盛られたメニューがあったりする。

運良く小春日和の1日、気温はたぶん10℃近く、
テラス席が用意されていて、そこに人が集まる。

ナッシュ・マルクト

柔らかい日光を浴びながら談笑する人々。

ナッシュ・マルクト

ブダペストではテラス席はまだあまり見る事ができない。
テラス席を設けたいカフェやレストランは、その面積と期間を
あらかじめ市役所に申請すると言う。今日は天気がいいから
外にテーブルを出しちゃおうって訳には行かないらしい。
去年の1月に行ったザグレブ、氷点下を下回る冷たい空気の中でも
カフェは外にテーブルを出し、そこで日光浴を楽しむ人々がいた。
ブダペストの融通のきかなさをちょっと残念に思う。
| 市場情景 | 23:14 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
市場情景〜セーナ・テーリ市場(ブダペスト)
ドナウ川を挟んでブダとペストに分かれるブダペスト、
ペスト在住のわたしにとって、ブダは川向こうに広がる遠くの街。
距離的には決して遠くは無いのだけど、気がつくと一ヶ月以上
ブダに行っていない事も結構ふつうにある。

先週、用事がありトラムに乗ってドナウ川を超えた。
マムートと言う名の巨大なショッピングセンター、
その一角にセーナ・テーリ市場(Széna Téri Piac)がある。

セーナ・テーリ・ピアッツ

ブダペスト市内にはいくつもの市場がある。
そして、そのほとんどが広場と呼ばれる場所に立つ。
この市場も直訳するとセーナ広場の市場、今は車とトラムが行き交う
大きな交差点だが、その昔は広場がありそこに市が立っていたのだろう。
ショッピングセンターが建設された際、市場もリニューアルされた。
その外観は近代的だが今でもブダの人々に愛される庶民的な市場だ。

セーナ・テーリ・ピアッツ

セーナ・テーリ・ピアッツ

セーナ・テーリ・ピアッツ

セーナ・テーリ・ピアッツ

小腹が空いていたので市場の一角にある軽食を出すスタンドによる。
ハンガリーのソーセージに並んで魚のフライがあった。

ハンガリーには海が無い、魚といえばコイやナマズの淡水魚。
ナマズは淡白な味でなんとか食べれるが、
コイ、しかもコイの切り身のフライとなると泥の味しか感じられず
残念ながらまったく食指が動かない。ハンガリー料理の代表、
パプリカのきいたハラースレーと言う魚のスープなら食べれるのだけど。

海の魚は残念ながら冷凍物、それでも海の魚を選ぶのに躊躇無し。
選んだ魚はハンガリー語で『Hekk』と呼ばれる。
英語では『Hake』日本語ではなんと訳されるのかな?
と思った時はラテン名『merluccius』で調べる。
どうやらそのまま『メルルーサ』と呼ばれているらしい、
タラの仲間の白身魚、体長が50cm〜1mとあるが、
こちらで手に入る冷凍Hekkは体長約20cm〜30cmほどの小ぶりなもの。

揚がったばかりのHekk、はかりに載せてグラム単位でお会計。
付け合せに一切れのパンとスパイシーなチリのピクルス。
指先で白い身をむしりとって口に運ぶ、
パンをちぎって油のついた指をぬぐい口に放り込む。
衣に塩味がきいていて美味。

セーナ・テーリ・ピアッツ

日本にいたら冷凍の魚に見向きもしなかっただろうが、
海のないハンガリーに住む魚好きにとって冷凍魚はゴチソウだ。
冷凍と言っても新鮮な魚の冷凍なので予想よりずっとおいしい。

セーナ・テーリ・ピアッツ

でも、別の国で新鮮な海の幸の市場を見ると
涙が出るほど興奮してしまう・・・。
あ〜、釣られたばかりのぴちぴちな魚が食べたい!
| 市場情景 | 22:43 | comments(5) | trackbacks(0) | pookmark |
市場情景〜コプリフシュティツァ(ブルガリア)
あいかわらずの曇り空が広がるブダペスト、
週末にはせめて太陽が出てくれるといいのだけど・・・。

〜〜市場情景 コプリフシュティツァ(ブルガリア)〜〜

5年に一度、民俗音楽の祭が開かれるコプリフシュティツァ、
村の中心を流れる小川に沿って祭の間、市が立つ。
祭が始まる前日、すでに何台もの車が川沿いに止まっていて
露店を出す場所を確保した人々が寝泊りしていた。

ブルガリアの音楽とダンスのファンが世界中から集まるこの祭り、
村の中心では民族衣装などのみやげ物が多く売られている。
そして中心から離れるにしたがって露天はブルガリア人向けとなり、
洋服に靴、毛布にパジャマ、おもちゃに工具、
なんでもありの青空市場となる。

Koprivshtitsa

露天商はロマ(ジプシー)の家族が多い、
車に商品を積んでブルガリア中を旅しているのだろう。

Koprivshtitsa

売り物の毛布。

Koprivshtitsa

通りかかる度に飛び切りの笑顔を見せてくれた少女。

Koprivshtitsa

村はずれには遊具が設置され、ちょっとした遊園地となる。

Koprivshtitsa

食べ物屋で人気なのは『ポンチキ』と呼ばれていた
小さなドーナツ、揚げたてにチョコやジャム、カラメルなど、
お好みのソースをかけてくれる。生地を油に落すところから
揚げ上がりまでが自動で出来てしまうこの機械の動きに
妙に感心してして、見入ってしまった。

Koprivshtitsa

こちらはカラフルなクリーム、味見をする勇気がなかった。

Koprivshtitsa

普段はゆったりとした時間の流れる静かな村の祭、
その非日常的な雰囲気は旅人にも伝わってきて
村人と一緒にドキドキして露天を覗いてしまうのである。

Koprivshtitsa
| 市場情景 | 22:10 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
市場情景〜ドラゴミレシュティ(ルーマニア)
どんより曇り空のブダペスト、
気温は0℃前後、寒くないと感じる自分が
何かを間違っているような気がする。
来週また寒波が来るらしい、逃げ出してしまいたい・・・。

〜〜市場情景 ドラゴミレシュティ村(ルーマニア)〜〜

去年の10月、ルーマニアのマラムレシュ地方へ行った。
旅の目的は村に住むミュージシャンを訪ねる事だが、
運良く月曜日をこの辺りで過ごす事になると、
もうひとつワクワクする理由ができる、市が立つのだ。

村人に次の月曜日にはどこの村で市が立つのか聞くと、
ドラゴミレシュティ(Dragomireşti)村だと言う。

月曜日、村のミュージシャンを訪ねる前に市場に寄る。
市場の入り口でであった村人が民族衣装に正装していた。

dragomiresti

この辺りでは交通手段は馬車が中心。

dragomiresti

馬車と馬は市場の奥に止められる。
子豚や子牛などの家畜もこの辺りで売られる。

dragomiresti

ペットボトルに入っているのは果物の蒸留酒、ルーマニア語でツイカ。
マラムレシュでは2回蒸留してさらに精製されたツイカをホリンカと呼ぶ、
アルコール度は50度を超える。

dragomiresti

そしてマラムレシュの靴売り、黒い靴は古タイヤの再利用。
伝統的には皮を使うが、ぬかるみに負けない古タイヤが人気。

dragomiresti

ニワトリ、そして木箱から顔を出しているのは七面鳥。

dragomiresti

大事そうに抱えられているのは豚の脂身の燻製。

dragomiresti

村人が肩からぶら下げているのは
マラムレシュ地方独特のチェック柄のバッグ。

dragomiresti

dragomiresti

峠を越えてマラムレシュ地方に入り
このバッグを持った村人を見かけると
『マラムレシュに来たんだなぁ』 といつも実感する。

ちょっとした観光名所なら売られているこのバッグ、
この市場では売られているのをまだ見かけたことがない。
村の女性は布を織りバッグを作る、それが村の日常、
市場で買う必要がないのだろう。

市場の外れで見かけた女の子、
マラムレシュのスカーフとスカートを身に付けている。
伝統が日常として脈々と息づく村の光景。

dragomiresti
| 市場情景 | 22:09 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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