AZ A BAJ・・

東欧の街角から日々の徒然
ノスタルジックな旅
ちょっと前の旅話(今風にタビバナ?笑)
10月下旬にベルリンに行った。

Berlin

ブダペストに流れ着く前、ベルリンに半年ほど滞在していた。
もう、ヒトムカシ以上前の事になる。。。
ブダペストからは列車で約12時間、飛行機だったらあっという間、
そんなに離れてはいないのに、いつの間にか遠くの街になっていた。

Berlin

当時、住んでいた通り、

Berlin

なんだかおしゃれな店やカフェが並んでいて、ちょっと戸惑う。


プレンツラウアーベルク、旧東ベルリン、
私がここに来たのは、ベルリンの壁が倒れ、すでに10年経った頃、
西欧化が勢いよく進んでいて、日に日に変化のある地区だったけど、
売れないミュージシャンやアーティスト、貧乏学生が集まり、
東欧らしい雰囲気も、まだまだ混在していた。

Berlin

当時の若者が親となり、今では子育ての街、
夕方になると、ベビーカーのラッシュアワー(笑)
街もそこに住む人々と共に育っていくんだなぁ、
豪華さは無いんだけどね、幸せな空気の街になっていた。

Berlin

センチメンタル・ジャーニーは続く。
Hackescher Höfe(ハッケシャー・ホーフ)の変わり様に驚き、
(ライブハウスは無くなっていて、ブティックになっていた。。。)

Berlin

Berlin

Hackescher Markt周辺が人混みで賑わっていて、もはや足が浮く。
(なんと無印良品の店まであった!)

Berlin

アレクサンダー・プラッツのタワーは思い出と違わず、
ちょびっと、ホッとしてみたり。

Berlin

で、ちょっと一息、
いかにもドイツっぽい、四角いケーキとコーヒー、
このケーキとコーヒーのセットが1.85ユーロって、
パン屋の店先カフェならではの値段だけど、
それでもブダペストより安いかもかぁ・・・。

Berlin

街の変わり様にドギマギしながら帰路につく、
とあるバーでドイツビールを堪能。

この旅、一番の幸せは
昔と変わらず、温かく迎えてくれた友人たちの笑顔。
変わるもの、変わらないもの、どちらもわたしの宝物だな。

| 西側のヨーロッパ | 07:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
自転車の旅
信じられないくらい暖かく穏やかなブダペストの9月、
日中はまだ半袖を着ていても大丈夫なほど。

ちょっと前、友人と2人で自転車に乗って小旅行に出かけた。
ハンガリーと国境を接するオーストリアのブルゲンランド州、
世界遺産にも登録されているノイジードラー湖の周りには、
自転車専用道が作られているのだ。

Burgenland
(ブダペスト東駅)

ブダペストから列車を3本乗り継ぐ。
ここから、ちょっとマニアックな話だけど、
もしかしたらこの先、行ってみたいという人がいるかもしれないので
ちょっとした豆情報。ハンガリー鉄道のウェブサイトで時刻を調べる時、
自転車の輸送にチェックを入れると、自転車を持ち込める電車が出てくる。
ただ、自転車専用の車両などが連結されていない列車の場合は
列車の詳細部分に自転車マークが記載されていないので、
本当に自転車を持ち込めるのか不安になると思う。
が、ここはハンガリー、持ち込めるのである、鈍行列車では
二等車に限って一番前か後ろの車両の連結部分に乗せてもいいらしい。
乗車券に加えて、自転車用の切符の購入が必要となる。

burgenland

ただ、日本のようにプラットホームと列車の高さが同じではないので、
自転車を持ち上げなければならない列車も多い。
先に列車に乗った友人が、ほっぺたを押さえている、
自転車を持ち上げたら、ハンドルが顔に当たったらしい、
エイジング・アマチュア・サイクリング・クラブ(AACC)
前途多難な出だし(笑)

2本目の電車には自転車用の車両があった、
でも乗り換え時間が意外に短くちょっと焦る。

burgenland

そして、国境を越える3本目の列車はオーストリア鉄道のモダンな車両、
自転車やベビーカーにもやさしい、低床の車両、らくちん。

burgenland

わたしは学生時代、東京から博多までママチャリで行った事がある。
ある夏、友人たちが原付で沖縄まで行く計画を立てていて、
免許が無いけど、ただ単純に、沖縄に行きたかったわたしは、
ママチャリで出発した、若さのパワーと言うか、アホと言うか・・・。
それまで修学旅行の京都くらいしか行った事のなかった西日本を訪ねて、
それなりにカルチャーショックを受けて、
二週間後、博多から船に乗って沖縄で友人たちと合流したのだ。
友人たちは結局東京から船に乗ってきていたけどね。

burgenland
(サイクリング、スタート!)

タイだのインドだの行っているわたしの旅人生の中でも、
このママチャリの旅ほど、真っ黒に焦げた事はなかった、
太陽は、西に向かうわたしの左側にあって、左腕が右腕より黒かった。
那覇のユースホテルに到着、笑顔で迎えてくれた友人たちは、
わたしを暗闇に確認して絶句していた気がする。

burgenland
(ワイン畑、じゃなくて、ブドウ畑)

かつて1200キロを走破したママチャリダーにとって、
湖の周りの、起伏のほとんどない自転車の旅、
ふふふん、楽勝でしょ〜って思ったけど、
数キロ走れば、なんだか疲れを感じて、たびたびワイン休憩。
ここブルゲンランドは、オーストリア有数のワインの産地、
そもそも、それが今回ここまで来た最大の理由でもある。
しかし、年を取ったもんだとあらためて実感してみたり。。。

burgenland
(ほとんどワイン、じゃなくて、熟れたブドウ)

burgenland

最初のワイン休憩はブドウ畑の前のレストラン、
白ワインを炭酸水で割ったスプリツァーで喉を潤す。

burgenland

こんな感じで、のらりくらりと四日間、秋の空気を満喫。

burgenland

burgenland

ワインの里だけど、ワイン村の夜は早くて10時には就寝、
6時過ぎたら自然に起床、不健康なほど健康的な日々を過ごしたり。

burgenland

オーストリアの秋、ワインは美味しいし、楽しんだけど、
どこまで行っても庭には小人だの、かぼちゃだの飾られていて、
むむむむむ。。。そのセンス、どうなんだろ?あ、悪趣味(小声)
なんか、夢に見ちゃいそうなんだよね、いやな夢(笑)

burgenland

burgenland

(おまけビデオ・自転車道はこんな感じで自然の中に作ってあります)



| 西側のヨーロッパ | 23:53 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
とっておきの散歩道
あいかわらずバタバタした日々が続いている。
最近は街に出るときは自転車に乗るのだけど、
今日は帰り道が結構冷え込んでいて辛かった。
ライラックの花も咲き始めて、街に甘い香りが漂っているのに、
なんだか、いつもより寒く感じるんだけど、気のせいかなぁ。

去年の夏、中欧を熱波が襲った時、
わたしはウィーンの街をせっせと歩いていた。
連日40℃を超えるかってほどの、とんでもない日々、
容赦なく照り付ける直射日光、今思い返しても目を細めてしまう。
その時のお仕事が、一冊の本になって昨日届いた。

Gem Stone

『ウィーン旧市街 とっておきの散歩道』
地球の歩き方(ダイヤモンド社)が出している
GEM STONEと言うシリーズの一冊。

10年程前に出版された『ウィーン 旅の雑学ノート』
この本のオリジナル、最新の情報とエッセイ、
そして写真を盛り込んで新しく生まれ変わったのだ。

灼熱のウィーン旧市街、『ウィーン 旅の雑学ノート』を片手に、
本に書いてある散歩道ルートを読みながら、忠実に歩いて撮影した。
そして、そこには思いもよらなかった美しい発見がたくさんあった。

Wien

観光シーズン真っ盛りの7月、
熱波のために日中は外出を控えている人が多かったとは言え、
メインストリートの人手は絶える事は無い。
でも、一本路地に入ると、そこにはひっそりとした別の空間が現れる。

Wien

ドゥルヒガングと呼ばれる抜け道、

wien

wien

wien

美しい中庭、パヴラッチェン。

Wien

何度も来ている街、ウィーンにこんなにも
知らない路地があったとは・・・しばし立ち止まって感動。

Wien

もちろんウィーンと言えばカフェ、そしておいしそうなケーキも。

Wien

Wien

Wien

本の中では『とっておきの散歩道』を11コース紹介している。
どれも、ウィーンで自由な時間がある人にはおすすめの散歩道。

わたしのお気に入りは、中庭が美しいブルート小路、
そして、シェーンラテルン小路とナーグラー小路かな。

Wien
| 西側のヨーロッパ | 23:51 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
秋色ウィーン
先週は1週間ウィーンに滞在した。
セーターを何枚も持ってきたのに例年にないほど暖かく、
張り切って歩いていると汗ばむほど。通りに出ているカフェのテラスでは、
今年最後になるかもしれない暖かい日の光を楽しむれ人々であふれる。

wien

そして、街のあちこちで見かける美しい秋の色。

wien

公園でも日光浴。

wien

絵本を柔らかな午後の光の中で読み聞かせる、
見ているほうも暖められる風景。

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この先には厳しい冬が待っている、つかの間の美しい秋日。

wien
| 西側のヨーロッパ | 20:55 | comments(0) | - | pookmark |
Les Bleus
さてさて、
わたしがワールドカップの決勝戦を観戦した場所は…?
それは、なんと花の都、パリっ!

パリに滞在していた同居人は毎日携帯電話に
何を食べたかメッセージを送ってきた、我慢出来ない…。
仕事に適度に折り合いをつけ、直前のキャンペーンで安くなった
航空券をネットで購入、金曜の夜、パリへ!

パリ市庁舎には垂れ幕が。

ワールドカップ

『パリはレ・ブルー(フランスチームの愛称)を愛してる!』
街中にもこの青いポスターが溢れていた。

午前中から真っ青なユニフォームを着た人々を見かける。
ユニフォームの下に白いフリルスカートがフェミニンな女の子。

ワールドカップ

バーゲン真っ只中のパリ、ショーウィンドウもワールドカップ。
こちらも、やはりフランスらしい着こなしで。

ワールドカップ

市庁舎前ではユニフォーム姿のテレビリポーター。

ワールドカップ

ママの背中でもユニフォーム。

ワールドカップ

夕方になり、キックオフが近づくにつれ、街中では青がさらに増える。
あまりにもキュートな三兄弟。ママもよく見るとトリコロール、
ファッションセンス抜群!

ワールドカップ

恋人同士で、

ワールドカップ

そして家族でサッカー観戦。

ワールドカップ

このカフェのポスターは雑誌の表紙に載ったジダン。

ワールドカップ

カフェの前で盛り上げるお兄ちゃん。

ワールドカップ

車やバイクがクラクションを鳴らして通り過ぎすでにお祭騒ぎ。
わたしとはパリに住む友人たちと彼らの地元のカフェで観戦。
ウェイトレスの顔にもフランスの国旗、そしてワインに食事にと
オーダーが入り大忙しの様子。

ワールドカップ

前半早々、ジダンのペナルティーキックが決まり先制。

ワールドカップ

ワールドカップ

ワールドカップ

ジダンがボールにふれるたびに歓声が上がる。
彼がいかに国民的ヒーローなのかを改めて感じた。

サッカーを観戦しながらも、ワインを開け、
前菜、メイン、デザートとコースでのんびりと
ディナーを楽しんでいるグループも多い、さすがフランス。

ワールドカップ

そして後半戦、カフェの真ん中にはかわいい応援団長。

ワールドカップ

延長戦に入り、ジダンが頭突きで退場、
カフェは一瞬静まり返ったけど、すぐにフランスチームの応援に戻る。
退場は残念だけど、ジダンにもそれなりの理由があったに違いないと
理解を示している、個人の尊厳を大切にするフランス人らしい。

そして、延長では決まらず緊張のペナルティーキックへ。

ワールドカップ 

ゴールが決まるたびに上がる歓声。

ワールドカップ

それでも、残念ながら一歩及ばず…優勝はイタリアチーム。

ワールドカップ

イタリアの優勝が決まって間もなく、カフェ中に歓声があがる。
『メルシー・レ・ブルー!(フランスチームありがとう!)』

ワールドカップ

フランスチームにとってはここまで来たのが奇跡に近い、
そしてそれを支えたジダンの存在、彼の退場に文句を言う人はいない。
友人は笑顔で言う、『ジダンはジダン、何があってもヒーローさ』と。

試合が始まる前、その友人に聞いてみた事がある、
フランスが勝ったらどうするの?

『おいしい料理を食べて、ワインを飲んで、
 彼女を抱いて眠りにつくよ。』

じゃあ、負けたらどうするの?

『やっぱり、おいしい料理を食べて、
 ワインを飲んで、彼女を抱いて眠りにつくね。』

カフェの周りでは勝利の瞬間のために用意したのだろう
ロケット花火が飛んでいる。負けてしまっても結局上がる花火、
結果はわたしが予想するほど、人々の気持ちを左右しないのかも。

別の場所で観戦を終えたグループが隣に座り声をかけてきた。
フランス語が分からなかったので聞き返すと笑いながら英語でこう言った。

『We are good losers!』

まさにその通り、このカフェの周りを見る限り、
敗戦を残念には思っているだろうけど、落ち込んでいる姿は無い、
むしろ決勝戦を楽しむ事の出来た長いお祭騒ぎの夜に満足している感じ。
フランス人の感性を少し感じる事の出来た楽しい一日だった。

ワールドカップ
| 西側のヨーロッパ | 23:13 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
7年前のパリの空
同居人は今日から出稼ぎ、もとい!出張でパリに飛んだ。
見送りに行った空港でやけに腹が立ってきた、私も行きたいよぉ!

仕事が微妙に重なって、ちょっと無理目なスケジュールのわたし、
これが現実なのね・・・。

でも、家に帰って性懲りも無くパリまでの航空券代を調べてしまう・・・
うぐっ、数日前よりさらに安くなっていて
わたしのパリへの思いに拍車をかける、
あ〜行きたい!行きたい!行きたいよ〜!!!

と言うことで、写真は7年も前に見たパリの夏の空。

paris!

paris!
| 西側のヨーロッパ | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
イタリアンな週末
先週末、イタリアでライブがあるという
ブルース・ミュージシャンの友人の車に
便乗してイタリアまで行ってきた。

木曜日

朝10時にブダペストを出発、快晴!
道中、海のないハンガリー自慢の巨大な湖
バラトン湖をティハニの高台から望む。
ターコイズブルーの湖、なかなかよい眺め。

バラトン

オーストリアの国境手前で遅めのランチ、
ハンガリー名物グヤーシュを食べる。
デザートにはハンガリー語で「パラチンタ」と
呼ばれるクレープ、折りたたまれたクレープの中には
すりつぶされたクルミが入っていて、
その上からチョコレートソースがたっぷり、
なかなか豪華なパラチンタだった。

パラチンタ

ハンガリーでゆっくりし過ぎたのでオーストリアでは
高速道路を飛ばす。途中に寄ったサービスエリアは
フンデルト・ワッサーの設計。

フンデルト・ワッサー

高速道路を飛ばしたにも関わらず、
目的地イタリアのウディネと言う街に到着したのは
夜中だった。まだかろうじて営業していたバーを
一軒見つけテラスで赤ワインを飲む。ものすごくおいしい。
このあたりはフリウリ地方といってワインの産地なのだ。
バーにいた地元の人とおしゃべりを楽しむ。

金曜日

イタリア人の朝はカプチーノで始まる(らしい)。
ミラノに住む友人 に言わせると、
カプチーノは朝にしか飲んではいけない(らしい)。

ホテルのカフェでカプチーノを頼みテーブルにつく。
朝食にブリオッシュをすすめられたので注文、
が、ウェイトレスのおばちゃんが戻ってきて、
「ごめんねぇ、ブリオッシュは売り切れだったわぁ。」
との事、「じゃあ、何があるの?」と気いてみると、
りんごの入ったペストリーしかないと言う。
で、そのペストリーを朝食にいただく。
ふと気がつくとここまでの会話、すべてイタリア語、
食に執着すると、言葉まで分かるらしい・・・。

パスタ

ちなみにペストリーはパスタ、ルーマニア語も
ハンガリー語もパスタはパスタ(麺)とペストリーの
両方を意味するので分かりやすい。

昼はウディネの街を歩く。
何度は近くまでは来た事があったけど、
街をちゃんと見るのは初めて。
通りかかった公園ではバラが満開だった。

バラ

途中小さな川が流れていて、
そこにレストランのテラスがせり出ていた。
素敵なロケーションのレストランには地元の人がいっぱい、
絶対においしいに違いない。わたしの足がレストランの
入り口で止まり、ここでランチとなる。

レストラン

前菜はタコのサラダ。海のないハンガリーに住む者にとって、
タコは宝石ほどの価値がある。オリーブオイルと
レモンの香りが食欲をそそる、絶品・・・。

ランチ

メインにボンゴレ・ビアンコ

ランチ

ウェイターの男の子が皿を下げる時『おいしかった?』と
聞いてきたので、『とってもおいしかったよ』と答えると、
『ニンニクいっぱい入ってたでしょ、でもこのニンニクがいいんだよね』
と微笑む。イタリア人は本当におしゃべり好きだなぁ。

デザートにクリーム・カラメル、カラメルソースが
てらてらと光っていてあまりに魅力的・・・
一口食べてから我に帰って慌てて写真をとる。

ランチ

食事の後はシエスタ(お昼ね)タイム。街中の店も
すべて閉まる、わたし達もホテルに戻って休む。

日中ずいぶん温度が上がった。ブダペストと
ミラノの気温はこんなにも違うのかと思っていたが
ブダペストも含めて、ヨーロッパ全体に
とんでもない熱波が到来していた事に後から気がついた。

夜は友人のライブ、素敵な庭園のある建物で
庭師の人と散歩しながら、これはリンゴの木、
これは梨の木と教えてもらう。ここでもバラが満開だった。

庭園

土曜日

本当はブダペストへ帰る日、
でも、せっかくだからイタリアを
もう少し楽しみたいという友人の言葉で
週末をイタリア人の友人 の住むミラノで過ごす事に。

高速道路を飛ばすが5月にしては記録的な熱波が襲い
わたし達の体力を奪い取る。

高速

友人の車はかなりモダンな車なのに
エアコンがついていない・・・。車を購入の際、
エアコン代をケチった事を初めて後悔した友人

夕方ようやく到着したミラノの街を
友人 の案内で歩く。夕食はピザ屋へ。

ピザ

ピザを食べきってしまいおなかいっぱいなのに、
デザートにティラミスをいただく。
これがまたクリーミーでおいしいかった、
わたしの胃袋絶好調!

ティラミス

日曜日

午前中は博物館などを見て観光。昼過ぎに と待ち合わせて
レストランへ。ミラノのような大都市では、レストランは
地元の人に連れて行ってもらうのが一番なのだ。

静かな通りにある地元の人で賑わうレストラン、
もう、一歩足を踏み入れた瞬間においしい事が分かる。
しかも、安い、友人の食べたパスタ4.5ユーロ、約600円。

パスタ

イタリアでは基本的にパスタを最初に食べて、
次にメインコースの肉や魚を食べる。でも、おなかのすき具合によって
パスタだけやメインだけオーダーしてもオッケー。

わたしのオーダーはお魚、日本語ではメカジキらしい。

スウォード・フィッシュ

イタリア料理大・大・大好きな同居人
オーダーはイタリアンソーセージ。

ソーセージ

デザートには友人 おすすめのメレンゲのトルテ。
カスタードソースの海に浮かぶ島と言う意味の名がついている、
その名のとおりフワフワ。その奥に見えるのはI のオーダーした
パンナコッタ、フルーツソースがかかっている。

デザート

午後も街をぶらぶらと観光、しかし暑い。
ディナーは友人 の近所のリストランテ(レストラン)。

ここのパスタはフレッシュパスタ。
わたしはスカンピ(手長エビ)とズッキーニの花のパスタ。

スカンピ

まっ黄色のズッキーニの花は細かく刻まれて
ほんのり苦くかすかに酸っぱい味を醸し出す、美味。

友人の頼んだシーフードパスタ、
パスタの上にムール貝を乗せてアルミホイルで蒸し焼き、豪華。

ムール貝

そして同居人の頼んだボンゴレには
ボッタルガ(イタリアのからすみ)がふりかけられている。
このカラスミはサルディーニャ地方の特産らしい。

ボンゴレ

フレッシュパスタは歯ごたえも質感も最高!
この日はパスタだけでさすがにデザートまで
辿り着けなかった、残念・・・。

月曜日

いよいよブダペストへ帰る日、仕事さえなければ
帰りたくない・・・、そして今日もまためちゃくちゃ暑い・・・。

途中サービスエリアで軽いランチ。グリルチキンに
ゆで卵、モッツァレラチーズが乗っているサラダボール。
イタリア人はこんなでっかいサラダをランチとして食べる、
とってもヘルシーだ。

サラダ

ちなみに、わたしはサラダではなくフルーツタルトを食べた。
ヘルシーじゃないなぁ。

フルーツタルト

しかし、サービスエリアのレストランのレベルの高さにも驚く。
カフェのホットサンド(パニーノ)もびっくりするほどおいしく
わたしのお気に入り、イタリアに入国したら最初のサービスエリアで
必ず食べる。チェーン店なので、ぜひイタリアの高速道路だけでなく
ハンガリーにも進出してもらいたいものである。

道中、あまりの暑さにウディネ郊外にある
巨大なショッピングモールで数時間、一番暑い時をやり過ごす。
ついでにパスタやチーズ、オリーブオイルなどごそっと買出し。
最近物価の上がりかたが目覚しいハンガリーより
お買い得なものがけっこうあってびっくり。

そして、イタリア最後の食はショッピングモールの
ジェラート、アイスクリームとなる。

ジェラート

イタリア-オーストリアの国境はアルプスだ。
高速道路からもこんなすごい山々を望む事が出来る。

アルプス

山の天気は変わりやすく、この後、雷雨に見舞われ
気温が一気に半分以下の15度まで下がった。

ハンガリーへ入国したのは夜11時、
運良くまだ開いているレストランを見つけてスープの夕食
そして、一路ブダペストへ。夜3時近く、我が家に到着、
ドアを開けたら熱気がムワっとお出迎え、
ブダペストも熱波に覆われていたらしい。

窓の外には元気のない植木鉢たち・・・、
長い一日は、しおれていた植木に水をやって終わった。
| 西側のヨーロッパ | 20:41 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
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