2005.05.22 Sunday
ユーロ歌合戦
天気のいい週末、半袖でも寒くなかった。
土曜日の夜はヨーロッパ歌謡界のビッグイベント 『Eurovision』をテレビで見た。はっきり言って、 ヨーロッパのポップミュージックはダサいと思う。 だからまったく興味なし、Eurovisionの事も 今年まで知らなかったくらい。 ヨーロッパの各国から一組ずつ選ばれた 歌手やバンドが集結して繰り広げられるコンテスト、 それぞれのパフォーマンスの後、観客の投票で 優勝を決める。今年の会場は去年優勝者を出した ウクライナの首都キエフ。 で、なんで今年ははりきって見ていたかと言うと、 わたしのお気に入りバンド、モルドバ共和国の 『Zdob-si-Zdub』が出るからなのだ。 民族音楽をかっこよくアレンジしている エスノ・ロックバンドだ。 一番バッターはハンガリー『nox』 そういやテレビで見たことあったなこのグループ。 男性バックダンサーがモダンダンス(?)を繰り広げ、 女性ボーカルが熱唱、そのステージを見て大爆笑した。 大丈夫か、ハンガリー・・・? で、次々と出て来るすごいパフォーマンスの数々。 女性シンガーがインド風なリズムに乗って 踊りまくり、なんちゃってローリー寺西が ヨーロなリズムでろけんろ〜るしている。 ついでにピン芸人はお抱えバックダンサーが 舞台を所狭しと駆け回り創作ダンスを繰り広げる。 ハンガリーだけじゃなくてよかった・・・。 しっかし、時が止まっていると言うか、 80年代チックな香りがぷんぷんする。 分かっていたがやっぱりダサいユーロ歌謡。 キミ達は気がついていないのかい? その中でもひときわ異色の『Zdob-si-Zdub』 かっこいいステージ繰り広げてくれました。 曲の題名はルーマニア語で『Boonika bate doba』 ボニカとはおばあちゃんの事、ドゥバは太鼓 訳すと『ばあちゃんが太鼓をたたく』と言う意味。 曲の途中でカメラがそのボニカをとらえた。 ステージの後方で民族衣装を着てアームチェアーに 座ってドゥバを抱えて揺れていらっしゃる。 か、かわええ。 そして、曲の終わりにそのボニカがドゥバを かついで登場!曲もノリノリ、 ♪ばあちゃんが太鼓たたくよ! ばあちゃん、思いっきりたたくよ! ばあちゃん、バチで太鼓たたくよ、でっかい家ん中で! いやぁ〜、楽しいステージだった。 (小さいけどリアルプレーヤーでどうぞ→クリック!) 優勝してほしかったけど、 ギリシャの女性シンガーが票を独占して優勝、 ま、彼女のステージは他の歌手の中では 一番ましだったから納得。 待ち遠しいのはCDシングルの発売、 ヨーロッパは6月中旬予定だそうだ。 でもハンガリーで売られるのかは分からない、 ルーマニアに買いに行ってこようかな。 |