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東欧の街角から日々の徒然
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ロバート・キャパ現代写真センター

秋の気配を感じつつも、この週末は暑さが戻ってきて日中は30度を超えました。

10年以上前に買って、もう首も振ることのできないオンボロ扇風機、がんばってます(笑)

 

いくつか前の投稿で書いたエリオット・アーウィットの写真展、

フォトギャラリー「マイ・マノ・ハーズ」にはハンガリーで撮影された写真が集められていますが、

アンドラーシ通りを挟んで同じ通りにある「ロバート・キャパ現代写真センター」では

エリオット・アーウィットの代表作を集めた写真展が並行して開かれています。

 

 

さて、なぜロバート・キャパの名を冠した写真センターがブダペストにあるのか、

それはロバート・キャパがブダペスト生まれだから、意外に知られていないかも?

ロバート・キャパについてはまた別の投稿で書きたいと思います。

 

(ロバート・キャパ現代写真センターでのエリオット・アーウィット展は写真撮影禁止だったので入口だけ)

 

こちらでの写真展は部屋ごとに「街」「犬」「子ども」などのテーマがあり、

展示数も多く見応えたっぷりでした。キスの写真とか、見たことある作品もいっぱい!

 

 

 

個人的にはロバート・キャパのお墓に覆いかぶさるキャパの母の写真が印象的でした。

 

この建物はもともとエルンスト・ミュージアムだったもので、

ロバート・キャパ現代写真センターとしてオープンしたのは2013年のこと、

築100年以上の世紀末建築です。

 

 

入り口の違う2階と地下に展示場があります。

地下ではブダペストに流れるドナウ川の中州の島で開催される

ヨーロッパでも最大級の夏フェス「シゲト(Sziget)」の25周年を記念した写真展がありました。

 

 

1993年からシゲトの撮り続けているフォトグラファーの写真展、

今はなんだかカラフルでモダンで秩序があるというか、だいぶ快適?(笑)になった島フェスですが、

わたしが行き始めた2000年最初の頃は土ぼこりにまみれて泥臭いアナーキーなイメージだったなぁ。

 

展示されているのがモノクロームの写真ということもあり、

なんだかとってもノスタルジックな気分になりました(年とった〜www)

 

そうそう、今年の夏は数年ぶりに島フェスに1日だけ行ってきたんです。

その話もまた次回にかな〜。

 

 

ロバート・キャパ現代写真センター

Robert Capa Kortárs Fotográfiai Központ

http://capacenter.hu

 

エリオット・アーウィット:レトロスペクティブ

(Elliott Erwitt: Retrospektív)

会期:6月15日〜9月10日

 

シゲト25(SZIGET 25)

会期:6月12日〜8月31日

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